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PCR検査、抗原検査、抗体検査とは?

    • PCR検査→遺伝子検査法:患者様から採取された検体から新型コロナウイルスに特異的な 遺伝子配列を RT-PCR 法等により増幅し、これを検出する検査法で、新型コロナウイルスがいるかいないかを判定する方法です。これがいわゆるPCR検査です。現在陽性・陰性の確定診断に用いられています。感度が高い一方、検査時間が長い、専用の機器と検査に習熟した人材が必要、コストが高い、鼻咽頭ぬぐい液の採取時における感染に注意が必要──といった課題があります。当院では特に理由がない場合においては唾液採取にて検査を行わさせていただいております。
  • 抗原検査法:新型コロナウイルスの特異蛋白を迅速に検出する方法→イムノクロマトグラフィー法を用いた検査です。検体採取から約 30 分で結果の判定が可能です。RT-PCR 検査との比較では、PCR 検査に比べて、感度が低いことに注意しなければなりません。この方法において陽性の場合には確定診断としての意義は高いのですが、陰性であったとしても完全には「新型コロナウイルスではない」と断定できないということになります。当院でも鼻咽頭拭いによる簡易キット抗原検査が可能になりました。(2020.9.1現在)→コチラ

上記抗原検査については現在、新型コロナウイルスの症状があると医師が判断した方のみ保険適応となります。発熱、感冒症状などの症状があり、検査・受診ご希望の方は、まず当院まで直接お電話にてご連絡ください。症状のない方で自費によるPCR検査を希望される方は当院で行っておりますのでコチラをご覧ください。

(新型コロナウイルスへの感染を短時間で調べることができる「抗原検査」をめぐって、2020年6月16日厚生労働省は、症状が出て2日目から9日目まではPCR検査の結果と一致率が高いことが確認できたとして、今後「抗原検査」のみで感染の有無を判断できるようにする方針という発表がなされました。また、無症状感染者について発症から9日前後でPCR検査が陰性になるという調査報告もされています。)

  • 抗体測定法:患者様の血液の中の特異抗体を検出する方法です。新型コロナウイルスにかかったことがあるかないかを調べることができます。通常、特異抗体が体の中でできるまでには感染後 2-3 週間が必要です。新型コロナウイルス感染症の場合には感染から発症まで、発症から受診までで 2 週間ほど経過している症例もあり、このような場合、患者様の血液抗体の検出が診断に役立つものと考えられています。新型コロナワクチン未接種の方の場合、陽性ですと症状の有無に関係なく過去に新型コロナウイルスにかかったことがあり、体に抗体ができているということになりますので、同じ型のウイルスにはかからないといわれていますが、まだ新型コロナウイルスに関してはわかっていないことも多く、絶対に今後かからないということにはならないとも言われています。陰性の場合は、まだかかったことがないということになるので、人混みを避ける生活を心がけるなど注意した方がよいということになります。  新型コロナワクチン接種済みの方の場合、陽性ですと、ワクチンによって抗体価があるということになります。しかし、今のところどれくらいの抗体価があれば発症しないのか、ブースター接種の目安になるのか、重症化を抑えれるのかなどといった基準値となるようなデータは発表されておらず、全世界で研究段階にあります。     こちらの抗体検査は当院で対応いたしております。ご案内はコチラ

 

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