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PCR検査、抗原検査、抗体検査とは?

日本臨床微生物学会、日本感染症学会、日本環境感染学会の3学会が5月25日、新型コロナウイルス感染症COVID-19)に対するPCR検査、抗原検査、抗体検査の特徴と使い分けに関する指針「新型コロナウイルス感染症に対する検査の考え方」を公開しておりますので、こちらを参考にされてください。2020.6.2現在

  • PCR検査→遺伝子検査法:患者様から採取された検体から新型コロナウイルスに特異的な 遺伝子配列を RT-PCR 法等により増幅し、これを検出する検査法で、新型コロナウイルスがいるかいないかを判定する方法です。これがいわゆるPCR検査です。現在陽性・陰性の確定診断に用いられています。感度が高い一方、検査時間が長い、専用の機器と検査に習熟した人材が必要、コストが高い、鼻咽頭ぬぐい液の採取時における感染に注意が必要──といった課題があります。現時点ではクリニックや病院を通じての紹介でないと保健所でPCR検査が出来ないことになっております。
  • 抗原検査法:新型コロナウイルスの特異蛋白を迅速に検出する方法→イムノクロマトグラフィー法を用いた検査です。検体採取から約 30 分で結果の判定が可能です。普及にはもう少し時間がかかるようですが、6 月には 1 日 2 万検体用のキットが供給される方向で進んでいます。RT-PCR 検査との比較では、PCR 検査に比べて、感度が低いことに注意しなければなりません。この方法において陽性の場合には確定診断としての意義は高いのですが、陰性であったとしても完全には「新型コロナウイルスではない」と断定できないということになります。この成績は鼻咽頭拭い液を用いたものですが、現在、唾液を用いた場合の陽性率に関しても検討されています。

上記2検査については現在、新型コロナウイルスの症状がある方はクリニックや診療所では検査は行えません。症状があり、検査の必要性があると医師が判断した方のみ保健所に紹介させていただき、PCR検査(保険適応)を受けていただくというシステムになっております。症状のない方で自費によるPCR検査を希望される方はコチラをご覧ください。

(新型コロナウイルスへの感染を短時間で調べることができる「抗原検査」をめぐって、2020年6月16日厚生労働省は、症状が出て2日目から9日目まではPCR検査の結果と一致率が高いことが確認できたとして、今後「抗原検査」のみで感染の有無を判断できるようにする方針という発表がなされました。また、無症状感染者について発症から9日前後でPCR検査が陰性になるという調査報告もされています。)

  • 抗体測定法:患者様の血液の中の特異抗体を検出する方法です。新型コロナウイルスにかかったことがあるかないかを調べることができます。通常、特異抗体が体の中でできるまでには感染後 2-3 週間が必要です。新型コロナウイルス感染症の場合には感染から発症まで、発症から受診までで 2 週間ほど経過している症例もあり、このような場合、患者様の血液抗体の検出が診断に役立つものと考えられています。陽性の場合は症状の有無に関係なく過去に新型コロナウイルスにかかったことがあり、体に抗体ができているということになりますので、同じ型のウイルスにはかからないといわれていますが、まだ新型コロナウイルスに関してはわかっていないことも多く、絶対に今後かからないということにはならないとも言われています。陰性の場合は、まだかかったことがないということになるので、人混みを避ける生活を心がけるなど注意した方がよいということになります。こちらの抗体検査は当院で対応いたしております。ご案内はコチラ

 

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